事業内容service
地域を伝える農産物の生産・流通・卸売事業
福島県の農産物を
「新たな規格」で流通させています
市場の規格外品を含めた農産物(桃、梨、ぶどう、りんご、柿など)の「新たな規格」をつくり、生産者から直接買い取った農産物を、産地の情報とともに都市の青果店などへ流通させる仕組みを構築しています。「福島県の美味しい農産物で、みなさまの毎日の食卓がより豊かになりますように」との想いで、この事業を展開しています。このような流通によって、「産地と消費地のつながりづくり」、「福島県産農産物のブランド価値の向上」、「生産者の所得向上」を目指しています。小売店のみならず、飲食店や各種メーカーへも農産物の卸売やオンラインでの販売も行なっています。
また、主に都内のマルシェや催事にも出店して反応をダイレクトに受け取ることで、独自のマーケティングにもいかしています。
地域資源を活用した商品の企画・販売事業
地域資源から価値を見出し、
商品企画から販売までを行なっています
規格外・廃棄品となる農産物など、これまで埋もれていた地域資源を活用した化粧品や加工食品をはじめとするさまざまな商品の企画・開発・販売を行なっています。生産地と消費地、両方のニーズを捉えたクリエイティビティのあるものづくりを行っています。
「明日 わたしは柿の木にのぼる」
自社ブランドのひとつが、2020年1月よりスタートしたフェミニンケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』です。これは福島県国見町の特産品であるあんぽ柿の製造過程で剥かれる柿の皮を使用した、女性のデリケートゾーン専用のオーガニックスキンケアコスメです。これまで廃棄されるだけであった柿の皮がもつ消臭・抗菌作用などに着目し、3年かけて製品化を実現しました。
『明日 わたしは柿の木にのぼる』を展開する背景には、「すべての女性が、生き生きと輝ける社会になってほしい」という想いがあります。あらゆることを一人で抱え込み、頑張り過ぎてしまう女性は決して少なくないはず。そんな女性が、1日の中で1 分でも10 秒でも、自分の体調やカラダを見つめなおせるライフスタイルを作りたいと思い、アイテムを開発しました。それはきっと、女性が自分自身で人生を選ぶ生き方に繋がっていくと考えています。全ての女性がご自身を尊重するきっかけになれましたら幸いです。
コンサルティング・プロデュース事業
ご相談に応じたコンサルティングやプロデュースも承っています。
自社発信の事業で培った経験と実績をベースに、オペレーション構築や最新の情報に基づく実務的な支援を、
「ご相談から実行まで、とことん二人三脚」でサポートさせていただきます。
伴走型コンサルティング・
プロデュース事業の事例
地域資源を使った商品の
プロデュース
地域資源を用いるブランドのプロデュースに取り組む際は、都会でのニーズのみならず、つくり手の想い、地域が培ってきた歴史や文化といったストーリーを大切にしています。
また、生物学的女性の健康課題を解決する“フェムテック”分野や生物学的・社会学的女性の視点を入れながら、地域の資源や技術をいかす商品開発・改良のご支援に力を入れています。新商品開発からリブランディングまで、ご要望に応じて伴走支援を行っています。
関係人口・交流人口・定住人口の
創出を目指す
プロジェクト企画・運営
東京にも拠点をもつ地方ベンチャーとして、地方に関わりたい若い世代と地方を繋ぐ媒介者にもなっています。
福島県をはじめ全国の自治体からの委託事業などで課題解決型インターンシップの企画運営や関係人口を創出する現地プログラムの企画運営を行っています。
販売促進・マーケティング支援
開発した商品を持続的に販売していくために、これまでに自社自業で培った 販売促進・マーケティングノウハウを地方事業者に伴走しながらお伝えしています。人手不足やネットワーク不足など地方事業者ならではの課題を踏まえて、皆が無理のない形で目的を達成できるよう、そして地域活性につながるよう、経済性のみでなく社会性も重視したご支援を行っています。
地域づくりプロジェクトに
専門家として参画
地域づくり関連の事業において、地域をサポートする専門家・コーディネーターとしてさまざまなプロジェクトに参画しています。
また、国や自治体の様々な委員として、政策形成のプロセスにも参画しています。
研修・講演事業
様々な企業や自治体での研修や講演を行っております。
研修・講演事業の事例
はたらく女性特有の健康課題と
フェムテックセミナー
生理、妊娠・出産、不妊治療、更年期……。生物学的に心身に“ゆらぎ”のある女性が、より健やかに過ごすためには、女性自身のみではなく、家庭におけるパートナーや働く企業、暮らす地域社会のあり方も重要な鍵になってきます。
女性自身が、パートナーが、企業が、行政が、働く女性の心と身体にまつわるFACTを知ることから始めて、女性特有の健康課題をほぐしていく選択肢をともに探りながら、環境を整えていけたら。
私たちは、そんな思いで、産婦人科医監修の下、小冊子『はたらく女性の心と身体 FACTBOOK~未来のわたしに、今のわたしができること』を制作し、企業や自治体に向けたセミナーを開催しています。
「見えない多様性」を理解する
対話型研修
女性特有の健康課題を1つのテーマに、企業・自治体が組織のD&I促進やイノベーションの創出につなげるための、対話形式のアクティブラーニング型研修を行っています。この研修は、月経困難症・PMS・更年期など「まわりに共有しづらい女性の身体特有の悩み」を知り理解することで、「職場のあの人はどうしてこんな事をするのか?」と思ってしまう背景が理解出来ずに引きおこる”職場のモヤモヤ”を解消する糸口を見つけ、多様性の促進やイノベーションの創出につなげるプログラムです。
地方創生やソーシャルビジネスに関連する
講演・トークセッション
地方創生、地域資源を活用した事業づくり、6次化商品開発、ソーシャルビジネスのつくりかた等について、これまでの自社での実践を具体的にお話する様々な講演・トークセッションのご依頼をいただいております。
特に、地方創生につながるソーシャルビジネスのヒントや実例に関する講演のご依頼を大変多くいただいておりますが、ご要望に応じた講演内容をアレンジさせていただきます。
【実績例】
- 日本経済新聞社(日経地方創生フォーラム)「アフターコロナの地方創生」(2023年2月)
- 福島県鮫川村「都市にはない価値がここにはある(2023年2月)
- Zホールディングス「⼥性の健康をみんなで支える社会をつくる フェムテックでD&I体感型研修」(2023年1月)
- 日本政策金融公庫「社会課題をビジネスで解決するためのヒント」(2022年11月)
- キユーピー株式会社「女性特有の健康課題とフェムテックセミナー」(2022年10月)
- 朝日地球会議2021「視点を変えよう あしたの地域のために」(2021年10月)
- 復興庁「東日本大震災発災10年オンラインシンポジウム」座談会―福島の未来―(2021年1月)
- 復興庁「福島県での起業と地域の課題」(2020年12月)
- 福島県農村振興課「これからの地域づくりと求められる行政職員」(2020年11月)
- 株式会社学情・経済産業省東北経済産業局「東北で“働く”“暮らす”から始まる新たな可能性」(2020年10月)
- 霞ヶ関ばたけ「埋もれた地域の農産物に新たな価値を」(2020年2月)
- 福島県伊達市「 6次産業化塾」講師 (2018年11月)
- 日本経済新聞社・Brand Land JAPAN・The Wonder 500「かがやけジャパンブランド」(2018年2月)
- 日本財団「ソーシャルイノベーションフォーラム2017」(2017年11月)
その他実績多数